目やにを改善するキャットフード
目やには改善できる
健康なときでも目やにはでていますよね。いつもだったら、顔を洗うきに自分できれいにしてしまいます。もしいつまでも汚れているようなら、目やにの様子をよく観察してみましょう。なにか特別の病気にかかっているかもしれません。特別な病気でなければ、目やにはキャットフードを変えることで予防ができます。今回は目やにを改善するキャットフードについて説明します。
目やにの状態で原因を見分ける
まずは、目やにの状態で病気かどうかを見分けます。猫の目を見ましょう。目やにで潰れていませんか?目やにがひどいようなら、なにか病気があるかもしれません。
結膜炎
目やにがあるけれど健康で食欲もあるようなら、爪で目をひっかいてしまったことによる結膜炎かもしれません。目の周りを清潔にするためにウェットティッシュなどで拭き取ってあげて、しばらく様子をみましょう。治りが悪いようなら動物病院に連れて行きましょう。
病気
目やにだけでなく、鼻水がでてくしゃみをするようなら、病気の可能性があります。クラミジア感染症やマイコプラズマ性結膜炎が疑われますので、すぐに病院を受診します。早期に治療を受ければ、深刻な肺炎に移行するのを避けられます。
アレルギー
怪我でもなく、病気でもないのに目やにが出つづける場合は、アレルギーが疑われます。その場合はキャットフードを見直しましょう。
- 脂肪分が多い
- 粗悪な4Dミートなどが混入されている
- 猫には不要の小麦やトウモロコシの割合が多い
- 防腐剤などの添加物が多い。
このようなキャットフードを与えていると、目やにが出ることがあります。それは猫が体調不良ですと知らせているサインなのです。
目やに予防のキャットフードとは
目やにの原因がフードによるアレルギーの場合、キャットフードを変えることによって目やにが改善することがあります。ひどい目やにも、フードの与え方次第で改善することができます。まずは今与えているフードを見直し、場合によっては良質なフードに与えてからしばらく様子を見ましょう。
良質なキャットフードに変えてみる
成分表の1番最初に、鶏肉○○%、白身魚○○%などと、明確な表示があるものが良質なキャットフードです。目やにの予防には、クランベリーなどのベリー類や、ハーブなどが入っているものも有効です。
良質のキャットフードでも、タンパク質として使われる肉類が合わない場合もあります。そんなときには魚がメインのものに変えてみてください。
特にサーモンや白身魚が主体のフードは、アレルギーの発症が少ないためおすすめです。
手作りフードにする
アレルギー症状が続くようなら、手作りフードにしてみてはいかがでしょう。白身魚一切れは、良質なウェットキャットフード1缶と値段的にそんなに変わりませんので、ぜひ利用してみてください。
カラスガレイ、タラ(塩気のないもの)、サーモンの切り身などは、1年をとおして手に入りやすい白身魚です。魚とビタミンAを含む、くせのない野菜の取り合わせが理想です(ニンジン、ブロッコリー、パプリカなど)
魚とすり下ろしたニンジンを少量(ティスプーン軽く1杯ほど)一緒に茹でます。ゆで汁ごと与えてください。